Staatskapelle Berlin, Otmar Suitner – Mahler: Symphonies Nos. 2 & 5 [2 SACDs] (1983-1984/2020)
SACD Rip | 2xSACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 02:22:21 minutes | 5,71 GB
Genre: Classical | Publisher (label): Berlin Classics / Tower Records Japan – 0301705BC-1/2
スウィトナー&SKBによる1983-84年録音のマーラー2曲をカップリング。
スコアに忠実な極めて音楽的なマーラー演奏として名高い名演。広大レンジの優秀録音。
本国のETERNAオリジナル・アナログテープより新規で復刻。世界初SACD化!
アナログ領域でのみマスタリングを行い、ダイレクトでDSD化!
本国のETERNAオリジナル・アナログテープ最新復刻企画 SACDハイブリッド化第9弾
2019年11月に当シリーズで復刻を行った「モーツァルト:後期交響曲集」4枚組(0301396BC)、2020年10月発売のSKDとの「マーラー:交響曲第1番他」(0301619BC)、「ストラヴィンスキー:春の祭典他」(0301620BC)、「モーツァルト:アイネ・クライネ~他」2枚組(0301617BC)に続く、ETERNA原盤のスウィトナー復刻第5作。これまでのリリース分は録音時期が60年代から70年代にかけて、30代から50代前半の壮年期の音源が主でしたが、今回はシュターツカペレ・ベルリンの音楽総監督に就任してから約20年を経過した時期にあたる60歳代での大作、2曲のマーラー音源を復刻します。録音に関しては当時の西側ではデジタル録音に既に移行していましたが、旧東ドイツにおいてはアナログの末期にあたり、それまで蓄積してきたETERNAの技術の総決算的意味合いでも注目すべき最新復刻となりました。録音のダイナミックレンジはかなり広く取られており、音の粒も繊細に収録されています。
スウィトナーのマーラー演奏は他の独墺系の作曲家に対するアプローチと同様、マーラーのスコアに忠実に、デフォルメ的な要素よりもオーケストラの特徴を掴んで自然体に流れるアプローチが主で、しばしばこのような演奏は地味に取られた時期もありましたが、多様な演奏が多い現代においては、むしろ本質的にマーラーを理解しようとする聴き手にとって重要な解釈となりました。録音でも一部のソロ楽器の強調や派手な演出の無い、会場のアンビエンスを活かした自然な収録には好感が持てます。スウィトナーのマーラー演奏は一部の曲のみとはいえ、SKDとの第1番の解釈がそのまま後の第2番や第5番にも反映されており、気負いのない、ウィーン的な典雅な香りを感じさせる名演です。今回の高音質復刻では、より木目が細やかな音質で当時のオケの音色も楽しむことができるのと同時に、スウィトナーのマーラー演奏に対する評価もこれまでより上がるでしょう。(1/2)
“~時間的、運営的な問題を気にすることなく、腰を落ち着けて収録されたこれら2曲は、丹念に音符と向き合ったひたむきさが感じられる。まず、第2番「復活」は気品に溢れ、ゆったりとした大きな呼吸と、静かな祈りに満ち、器の大きさを実感させてくれる。第5番も、他では決して聴けない清楚で安堵な風景が多いのに驚かされる。
~解説文より抜粋 平林直哉(音楽評論家)”
今回の復刻に際して、マスターテープはレーベルからウィーン在住のマスタリング・エンジニアであるクリストフ・スティッケル氏のスタジオに空輸し、アナログ領域でのマスタリングを行った上で、デジタル化にあたってはSACD層用のDSD化とCD層用のPCM化を別系統で行い製品化。この企画では、現在考えられる限り理想的な方法でのマスタリングを実現しました。その効果は著しく、マスターテープに残されていたクオリティを極めて忠実に再現することが可能となり、さらにアナログ領域のみでのマスタリングとダイレクトDSD化が、より音質的に効果をもたらしています。従来と比較して驚くほど鮮明で解像度が高くなったことにより、演奏に対する更なる評価が期待できるほどの出来です。尚、解説書には今回使用したオリジナルのアナログ・マスターテープの外箱の写真もカラーで掲載してあります。(2/2)
https://tower.jp/item/5114538
Tracklist:
Disc 1
Symphony No. 2 in C minor “Resurrection”
01. I. Allegro maestoso, Mit durchaus erstem und feierlichem Ausdruck (22:14)
02. II. Andante moderato, Sehr gemachlich (10:08)
03. III. Scherzo, In ruhig fliessender Bewegung (10:18)
04. IV. Urlicht, Sehr feierlich, aber schlicht (4:09)
05. V. Finale: Im Tempo des Scherzos (31:53)
Disc 2
Symphony No. 5
01. I. Trauermarsch, In gemessenem Schritt. Streng. Wie ein Kondukt (10:53)
02. II. Sturmisch bewegt, mit grosster Vehemenz (12:58)
03. III. Scherzo: Kraftig, nicht zu schnell (15:56)
04. IV. Adagietto. Sehr langsam (10:04)
05. V. Rondo-Finale. Allegro giocoso (13:49)
Personnel:
Magdaléna Hajóssyová, soprano (1-1)-(1-5)
Uta Priew, alto (1-1)-(1-5)
Chor der Deutschen Staatsoper Berlin
Staatskapelle Berlin
Otmar Suitner, conductor
Note:
(1-1)-(1-5) Recorded at the Christuskirche, Berlin on 22.XI-2.XII.1983
(2-1)-(2-5) Recorded at the Christuskirche, Berlin on 24-25.IX & 10-13.XII.1984
Pure analogue remastering and direct conversion to DSD by Christoph Stickel, CS Mastering, Vienna in 2020
SACD ISO
https://xubster.com/k3css8liyelw/MahlerSymph0niesN0s.25StaatskapelleBerlin0tmarSuitner2020SACD.part1.rar.html
https://xubster.com/tq9if4b6lmtb/MahlerSymph0niesN0s.25StaatskapelleBerlin0tmarSuitner2020SACD.part2.rar.html
https://xubster.com/9x2oqvpyiz1r/MahlerSymph0niesN0s.25StaatskapelleBerlin0tmarSuitner2020SACD.part3.rar.html