Staatskapelle Berlin, Rudolf Kempe – Wagner: Das Rheingold (1959-1970/2020) SACD ISO

Staatskapelle Berlin, Rudolf Kempe – Wagner: Das Rheingold (1959-1970/2020)
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 01:08:08minutes | 2,73 GB
Genre: Classical | Publisher (label): Berlin Classics / Tower Records Japan – 0301707BC

ケンペ生誕110年記念企画。SKBとの1959年ステレオ収録の貴重な「ラインの黄金」ハイライトと、スウィトナーの名演「影の無い女」よりを収録。
本国のETERNAオリジナル・アナログテープより新規で復刻。優秀録音盤。世界初SACD化!
アナログ領域でのみマスタリングを行い、ダイレクトでDSD化!
本国のETERNAオリジナル・アナログテープ最新復刻企画 SACDハイブリッド化第9弾

ケンペによるワーグナーの「指輪」演奏はいくつかのライヴ音源が残されており、どれも評価の高いものですが、ここまで録音が良く、しかもステレオ音源で残されているものは他にありません。「ラインの黄金」の冒頭部分と最後の部分の一部のみの短いセッション録音とは言え、かなり貴重な音源です。ステレオ初期に収録されたとは言え、当時の歌手の声の質感含め、かなり生々しく収録されているのも収穫でしょう。終結付近でもスケールの大きいケンペの指揮とそれに応えるSKBの駆け引きが見事で、この録音がSACD化される意義は大きいです。従来のCDより格段に解像度も上がり、迫力も増したこの復刻盤は、ケンペの最上位の演奏のひとつとして記憶されるべき録音となりました。また今回、カップリング曲は同じSKBを指揮したスウィトナーによる1970年録音の「影の無い女」交響的幻想曲を収録しました。時期が離れているとは言え同じオーケストラですので、違いをお楽しみください。このスウィトナー盤は演奏も含め、録音もかなり良い音源です。R.シュトラウスも得意としていたスウィトナーの力量も含め、堪能できます。
1950年代からコヴェントガーデンで「指輪」全曲を振ってきたケンペは、この1959年の録音の後、1960年からはバイロイトにおいて新演出で4年連続して「指輪」の指揮を行うことになります。今回の音源はライヴではなくセッション収録ということもあり、ケンペの細部にわたる拘りと、ワーグナーに対する畏敬の念が随所に感じられます。キャストの配分や恐らく入念な準備を持って収録に挑んだ当時の制作側の強い意気込みも、アルバムとしての価値を高めています。尚、ETERNAでの1960年の初出時はモノラル盤のみの発売でした。翌年、独エレクトローラではステレオ版が発売され、UKでも同時期にステレオ版が出ていましたが、本家のETERNAでは1982年になってようやくステレオ版が出た経緯があります。そのため、今回使用したジャケット・デザインは、このETERNAのステレオ版のものとしています(初出のモノ版のジャケット・デザインは解説書に掲載)。(1/2)

“~ケンペが指揮するオペラ作品の録音は管弦楽曲のような構築感に、管弦楽曲においてはオペラのような旋律感に溢れている。一方の世界の表現に通じていることが、もう一方の世界の表現をより豊かにする効果を生んでいる。
~解説文より抜粋 広瀬大介”

今回の復刻に際して、マスターテープはレーベルからウィーン在住のマスタリング・エンジニアであるクリストフ・スティッケル氏のスタジオに空輸し、アナログ領域でのマスタリングを行った上で、デジタル化にあたってはSACD層用のDSD化とCD層用のPCM化を別系統で行い製品化。この企画では、現在考えられる限り理想的な方法でのマスタリングを実現しました。その効果は著しく、マスターテープに残されていたクオリティを極めて忠実に再現することが可能となり、さらにアナログ領域のみでのマスタリングとダイレクトDSD化が、より音質的に効果をもたらしています。従来と比較して驚くほど鮮明で解像度が高くなったことにより、演奏に対する更なる評価が期待できるほどの出来です。尚、解説書には今回使用したオリジナルのアナログ・マスターテープの外箱の写真も掲載してあります。(1/2)

https://tower.jp/item/5114544

Tracklist:

Wagner – Das Rheingold (Highlights)
01. Vorspiel – Auf dem Grunde des Rheines (21:15)
02. Verwandlungsmusik (2:45)
03. Bin ich nun frei (Alberich’s curse) (4:10)
04. Weiche, Wotan, weiche! Flieh’ des Ringes Fluch! (4:56)
05. Furchtbar nun erfind’ ich des Fluches Kraft – Einzug der Gotter in Walhall (14:40)

R. Strauss – Fantasie für großes Orchester aus “Die Frau Ohne Schatten”, Op. 65
06. Fantasie für großes Orchester aus “Die Frau Ohne Schatten”, Op. 65 (20:23)

Personnel:
Woglinde – Lisa Otto, soprano (1)-(5)
Wellgunde – Melitta Muszely, soprano (1)-(5)
Floßhilde – Sieglinde Wagner, alto (1)-(5)
Fricka – Johanna Blatter, alto (1)-(5)
Erda – Ruth Sievert, alto (1)-(5)
Loge – Helmut Melchert, tenor (1)-(5)
Froh – Rudolf Schock, tenor (1)-(5)
Wotan – Ferdinand Frantz, bass (1)-(5)
Donner – Josef Metternich, bass (1)-(5)
Alberich – Benno Kusche, bass (1)-(5)
Staatskapelle Berlin
Rudolf Kempe, conductor (1)-(5)
Otmar Suitner, conductor (6)

Note:
(1)-(5) Recorded at the Grunewaldkirche, Berlin in III.1959
(6) Recorded at the Saal 1, SRK, Berlin on 15.VII.1970

SACD ISO

https://xubster.com/8ctlg4cfe7eo/WagnerDasRheing0ldHighlightsStaatskapelleBerlinRud0lfKempe2020SACD.part1.rar.html
https://xubster.com/fbff2q4tbnim/WagnerDasRheing0ldHighlightsStaatskapelleBerlinRud0lfKempe2020SACD.part2.rar.html

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