Peter Rösel, Gewandhausorchester Leipzig, Kurt Masur – Tchaikovsky: Piano Concerto No. 1; Prokofiev: Piano Concerto No. 2; Stravinsky: Capriccio for Piano and Orchestra (1969-1981/2022) SACD ISO

Peter Rösel, Gewandhausorchester Leipzig, Kurt Masur – Tchaikovsky: Piano Concerto No. 1; Prokofiev: Piano Concerto No. 2; Stravinsky: Capriccio for Piano and Orchestra (1969-1981/2022)
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 01:25:04 | 3.41 GB
Genre: Classical | Publisher (label): Berlin Classics / Tower Records Japan – 0302752BC

チャイコフスキー国際コンクールにも入賞したレーゼルによるロシア音楽の境地。
味溢れる名演!アナログ録音時代最盛期の高音質。
世界初SACD化!アナログ領域でのみマスタリングを行い、ダイレクトでDSD化!
本国のETERNAオリジナル・アナログテープ最新復刻企画 SACDハイブリッド化第19弾

モスクワに留学しロシアのピアニストにも師事していたペーター・レーゼルのルーツとも言うべきロシア音楽のなかから、1981年にマズア&LGOと録音した珠玉のチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番をメインに、1969年にボンガルツ&ドレスデン・フィルと収録したプロコフィエフの同第2番をカップリングし、余白にはケーゲルとの1978年録音のストラヴィンスキーを収録した計3曲のアルバムを最新で高音質化。

ペーター・レーゼル(1945.2.2-)は1966年の第3回チャイコフスキー国際コンクールで6位に入賞し、その後1968年にはモントリオール国際ピアノコンクールでは2位に入賞するなど、旧東独を代表するピアニストのひとりとしてドイツ・シャルプラッテンを中心に多くの音源を残しています。そして2007年に約30年振りの来日を果たして以降は度々日本を訪れており、現在では所縁のあるピアニストとして多くの支持を得ているのは承知の通りです。ドレスデンに生まれたレーゼルはドイル本流のピアニストとして特に日本でもベートーヴェンを数多く演奏していることもあり、独墺音楽中心に評価が高い状況ですが、元々ドレスデンで学んだ後、留学してモスクワ音楽院でレフ・オボーリンとドミトリー・バシキーロフに師事をしていたこともあり、ロシア音楽にも非常に造詣の深いピアニストとして高く評価されています。ここでのチャイコフスキーは堅固な造形力と重い打鍵により、技巧的に華麗な面ばかり強調されることなく、曲調が持つメロディラインの美しさや清流のような流れの良さが全面に出ている一方、ヴィルトゥオーゾ的な演奏に慣れた耳からは当初は地味に響くかも知れません、しかし、聴き続けるにつれ、その音楽性に徐々に惹かれていきます。この演奏は長らく日本では正当な評価を得ていなかったではないでしょうか。早く、ダイナミックでなければならないという風潮には一切応じない、高い見識を持った演奏であることに気付かされるはずです。それはプロコフィエフやストラヴィンスキーにも当てはまり、様式を活かしたその演奏スタイルは単にドイツ的という言葉では言い表せないと思われます。高音質化により、一層レーゼルのスタイルが見えてきました。再評価を期待します。
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今回の復刻に際して、マスターテープはレーベルからウィーン在住のマスタリング・エンジニアであるクリストフ・スティッケル氏のスタジオに空輸し、アナログ領域でのマスタリングを行った上で、デジタル化にあたってはSACD層用のDSD化とCD層用のPCM化を別系統で行い製品化。この企画では、現在考えられる限り理想的な方法でのマスタリングを実現しました。その効果は著しく、マスターテープに残されていたクオリティを極めて忠実に再現することが可能となり、さらにアナログ領域のみでのマスタリングとダイレクトDSD化が、より音質的に効果をもたらしています。従来と比較して鮮明で解像度が高くなったことにより、演奏に対する更なる評価が期待できるほどの出来です。尚、解説書には今回使用したオリジナルのアナログ・マスターテープの外箱の写真も掲載してあります。
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Tracklist:

Tchaikovsky – Piano Concerto No. 1 in B-flat minor, Op. 23
01. I. Allegro non troppo e molto maestoso – Allegro con spirito (Klavier) (21:15)
02. II. Andantino semplice (Klavier) (7:45)
03. III. Allegro con fuoco (Klavier) (6:50)

Prokofiev – Piano Concerto No. 2 in G minor, Op. 16
04. I. Antandino (Klavier) (11:19)
05. II. Scherzo. Vivace (Klavier) (2:28)
06. III. Intermezzo. Allegro moderato (Klavier) (7:05)
07. IV. Finale. Allegro tempestoso (Klavier) (10:42)

Stravinsky – Capriccio for Piano and Orchestra (1949 Version)
08. I. Presto (7:02)
09. II. Andante Rapsodico (5:01)
10. III. Allegro Capriccioso ma tempo giusto (5:37)

Personnel:
Peter Rösel, piano
Gewandhausorchester Leipzig (1)-(3)
Rundfunk-Sinfonie Orchester Leipzig (4)-(7)
Dresdner Philharmonie (8)-(10)
Kurt Masur, conductor (1)-(3)
Heinz Bongartz, conductor (4)-(7)
Herbert Kegel, conductor (8)-(10)

SACD ISO

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