Leningrad Philharmonic Orchestra, Yevgeny Mravinsky – Tchaikovsky: Symphony No. 5 (1978/2014)
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0> 1-bit/2.8224 MHz | 00:41:58 minutes | 1,68 GB
Genre: Classical | Publisher (label): Altus – ALTSA-287
チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
[ ライヴ録音:1978年6月12、13日(ウィーン芸術週間)/ウィーン楽友協会大ホール]
*アレクサンドラ・ヴァヴィーリナ=ムラヴィンスカヤ・アーカイヴ音源使用
★これは超弩級の衝撃盤。ムラヴィンスキーとレニングラード・フィルは1978年6月にオーストリア・ツアーを行ない、12、13両日にウィーン楽友協会大ホールでチャイコフスキーとショスタコーヴィチのともに交響曲第5番を演奏しました。これらはドイツ・オイロディスクからLP発売され、さらに日本のビクターからもLP、ついで1985年にCD発売されましたが、いずれも不鮮明な音質なゆえ、ファンにいささか不満を残したものでした。それを今回、ムラヴィンスキー未亡人所蔵の音源から新マスタリングを施し、本来の驚くべき姿で出現しました。
★当時のレニングラード・フィルは、ムラヴィンスキーの徹底的な訓練により、超人的とも言える演奏技術を修得していました。それと同時に、オーストリア放送のエンジニアの想像を超えるダイナミックレンジの広さを備えていたため、何らかの操作を加えられ、レコードの枠に入りきれないエネルギーが惜しくもカットされていたようです。
★今回新音源を駆使してダイナミックレンジも元の状態で再現、さらに旧盤でノイズを抑えるために不鮮明となった音質も原音に戻した結果、信じ難いほどの名演が姿を現しました。あまたあるムラヴィンスキー&レニングラード・フィルのチャイコフスキー「交響曲第5番」中でもダントツの凄さ。ライヴとは思えぬ完璧なアンサンブルはもとより、第2楽章後半の盛り上がり、第3楽章の弱音のニュアンス、フィナーレの盛り上がりいずれも金縛りにあうこと間違いなしの神憑り的演奏で、聴き終わった後に立ち直れないほど。これぞムラヴィンスキー芸術の極み、彼らの凄さを再認識できる、必携のアルバムの出現です。
https://www.kinginternational.co.jp/genre/altsa-287/
Tracklist:
Symphony No. 5 in E minor, Op. 64
01. I. Andante – Allegro con anima (13:33)
02. II. Andante cantabile, con alcune licenza (11:41)
03. III. Allegro moderato (5:31)
04. IV. Andante maestoso – Allegro vivace (11:13)
Personnel:
Leningrad Philharmonic Orchestra
Yevgeny Mravinsky, conductor
Note:
Recorded live at the Großer Saal, Musikverein, Wien on 12-13.VI.1978
Sourced from analogue recordings from the archive of Alexandra Mikhailovna Vavilina
SACD ISO