Gabriele Schreckenbach, Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin, Rundfunk-Sinfonieorchester Saarbrücken, Michael Gielen – Mahler: Symphonies Nos. 3, 5, 6 (1971-1984/2012) SACD ISO

Gabriele Schreckenbach, Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin, Rundfunk-Sinfonieorchester Saarbrücken, Michael Gielen – Mahler: Symphonies Nos. 3, 5, 6 (1971-1984/2012)
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 04:01:27 minutes | 3.58 GB
Genre: Classical | Publisher (label): Altus / Tower Records Japan – ATKSA-1008

すさまじい切れ味、冷たさと熱さの強烈なコントラストがもたらす奇演中の奇演!
怒涛のマーラー3曲を1枚にSACDシングルレイヤー化。世界初SACD化!

2019年に惜しくも世を去った指揮者ギーレン、Altusより発売された貴重なマーラーの交響曲3曲をタワーレコード限定で初SACD化。全239分を1枚のシングルレイヤーに収録。これらは指揮者本人が提案した録音を音盤化した名企画で、特に5番は若きギーレンの面目躍如たる奇演。最新リマスターで音質も一新!

今年(2021年)、没後2年を迎えたミヒャエル・ギーレン(1927.7.20-2019.3.8)のマーラーはヘンスラー・レーベルに残した交響曲全集含め、現代における屈指の演奏と高く評価されています。それまでの情熱的なマーラー演奏とは一線を画したギーレンの冷徹なまでの作風は、当初は多少の困惑を持って聴衆に迎えられた側面もありましたが、曲の様式が失われることなく強固な枠組みの形式を前面に出したアプローチは、聴衆に大きなインパクトを与えました。ライヴでもそれは顕著で、多くの名演を残しています。中でもテンシュテットの代役としてベルリン・フィルの指揮台に立った1994年の第7番は別格で、主要メンバーが揃ったその演奏は当時賛否両論を巻き起こしました(初出時、タワー企画盤として発売。SBT1480)。そのギーレンによる’70年代のマーラーはまさに強烈で、ここに収められている1971年の第5番はインパクトという点では、シェルヘンとフランス国立放送管幻樂団との1965年ライヴ(ALT339)に匹敵していると言って良いほどの極北の演奏です。そこにあるのはギーレンによる極度に徹底されたまさに容赦ない演奏の姿で、ここまで強力に聴き手に迫る演奏は少ないでしょう。ロスバウトをさらに進化させたかのような彼の当時の解釈は斬新で、逆に言えばここまで徹底した演奏が可能なのかと驚くほどです。今回、市販ではCDで発売されたこの第5番に加え、同じくCDでリリース済である1984年のベルリンでのライヴの第3番と第6番も加えて、SACDシングルレイヤーとして全239分の演奏を1枚に長時間収録しました。第3番と第6番はその後ヘンスラー・レーベルに南西ドイツ放送交響楽団と収録する全集録音より前の演奏であり、ちょうど’70年代の徹底されたハードな演奏との中間点に当たります。ライヴということも緊張感の持続や熱気に繋がっており、後の演奏と比較しても興味深い点が多くあります。SACDでは、尚一層、詳細な表現や空気感が再現されますので、ギーレンのアプローチがより近接して体感可能です。今回の復刻では、Altusレーベルの主宰者である斎藤啓介氏による最新のマスタリングを施しました。尚、解説書は市販CD発売時の鈴木淳史氏による秀逸な各解説をそのまま掲載しています。

~40代になりたてのギーレンのマーラーは、かつての「冷血系指揮者」との呼び名にふさわしい、徹底したクール路線に貫かれている。なんというすさまじい切れ味。やりすぎなまでの対旋律の浮き出し。まさしく、かつての「容赦ない」ギーレン節満載なのだ(鈴木淳史氏の第5番の解説より)。

https://tower.jp/item/5182759

Tracklist:

Symphony No. 3 in D minor
01. I. Kräftig. Entschieden (34:03)
02. II. Tempo di Menuetto (9:30)
03. III. Comodo (17:07)
04. IV. Sehr langsam. Misterioso (9:05)
05. V. Lustig im Tempo und keck im Ausdruck (4:12)
06. VI. Langsam. Ruhevoll. Empfunden (22:35)

Symphony No. 5 in C-sharp minor
07. I. Trauermarsch (12:10)
08. II. Stürmisch bewegt, mit größter Vehemenz (13:23)
09. III. Scherzo. Kräftig, nicht zu schnell (16:26)
10. IV. Adagietto. Sehr langsam (9:18)
11. V. Rondo-Finale. Allegro (14:12)

Symphony No. 6 in A minor
12. I. Allegro energico. Heftig, aber markig (23:12)
13. II. Scherzo. Wuchtig (13:33)
14. III. Andante moderato (13:12)
15. IV. Finale, Sostenuto – Allegro moderato – Allegro energico (29:29)

Personnel:
Gabriele Schreckenbach, alto (1)-(6)
Knabenchor am Berliner Dom(1)-(6)
Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin (1)-(6), (12)-(15)
Rundfunk-Sinfonieorchester Saarbrücken (7)-(11)
Michael Gielen, conductor

Note:
(1)-(6) Recorded live at the Philharmonie, Berlin on 19.XI.1984
(7)-(11) Recorded live the the Congresshalle, Saarbrücken on 11-12.II.1971
(12)-(15) Recorded live at the Philharmonie, Berlin on 5-6.IX.1984

SACD ISO

https://xubster.com/meqocqno4owc/MahlerSymph0niesN0s.356RundfunkSinf0nie0rchesterBerlinRundfunkSinf0nie0rchesterSaarbruckenMichaelGielen2012SACD.rar.html

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