Edith Peinemann, Czech Philharmonic Orchestra, Karel Ancerl – Dvořák: Violin Concerto, Ravel: Tzigane (1962-1965/2019) SACD ISO

Edith Peinemann, Czech Philharmonic Orchestra, Karel Ancerl – Dvořák: Violin Concerto, Ravel: Tzigane (1962-1965/2019)
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 01:06:33 | 2.67 GB
Genre: Classical | Publisher (label): Deutsche Grammophon / Tower Records Japan – PROC-2228

正規録音は極めて少ないパイネマンがDGに唯一残した録音を世界初SA-CD化!LPは貴重盤。更にシュナイダーハンの名演をカップリング!オリジナル・アナログ・マスターテープから本国で新規マスタリング

パイネマン(1937年3月3日生まれ)はドイツ、マインツの出身。同市オケのコンサートマスターを務める父親からヴァイオリンを学び、イギリスのギルドホール音楽院で名教師ロスタルに師事しました。19歳でARDミュンヘン国際音楽コンクールに優勝。1962年に名指揮者セルと代役で共演したドヴォルザークの協奏曲が大成功を収め、以来、クリーヴランド管に毎年招かれるようになりました。1964年にはセルが選んだ1732年製のグァルネリを貸与される幸運に恵まれ、当DISCは彼女がこの名器を得た直後の録音にあたります。濃淡明暗が細やかに変化する音色や、柔らかな触感の演奏からは、今や失われつつある豊かな情緒が感じられます。これには高い音楽趣味を誇るスイスの名匠マークの指揮と、手作りの味わいをもったチェコ・フィルの響きが大きな力となっているのでしょう。彼女はセルの助言に従ってレコード会社との契約を保留してしまったため、商業録音は他にドイツのマイナーに5点あるだけですが、近年、放送録音がCD化されるなど、弦楽器愛好家の間で再評価の機運が高まっています。

一方のシュナイダーハン(1915~2002)はウィーン出身。戦中戦後にウィーン・フィルのコンサートマスターを務めた後、ソリストに転身しました。ベルリン・フィルとベートーヴェンの協奏曲を4種も録音するなど、独墺系のレパートリーで有名ですが、このストラヴィンスキーも溌剌とした表情と瑞々しい音感、軽快なリズムをもった素晴らしい演奏を示しています。チェコの名指揮者、アンチェルの精巧極まりないリードのもと、ベルリン・フィルのメンバーが高い技量と音楽性でソリストと絡んでいて、この作品のコンチェルト・グロッソ的な性格も見事に表出されています。尚、アンチェルとベルリン・フィルとのセッション録音は、この1曲のみが残されました。

今回の復刻では本国オリジナルのアナログ・マスターテープに遡り、高音質のデジタル化を行いました。今回に限らず最上位のフラットマスターを使用したため、非常に優秀なプレゼンスを得ることができています。質感や各定位が驚くほど明瞭・明確になり、DSD化の恩恵も加わったこれまでにない優秀な音質を再現。この盤では制作するにあたり、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープの物理的なメンテナンスと修復を行った上で高品位(192/24)でのデジタル化(PCM)を行い、ベルリンのエミール・ベルリナー・スタジオで、レーベル専任エンジニアがこのシリーズ用に綿密な工程で時間をかけてマスタリング作業を行いました。SA-CD層では、高精細なマスターサウンドをお楽しみいただけます。CD層も最新のデジタル化とマスタリングを施していますので、従来盤の音質とは一線を画しています。このシリーズではオリジナル・ジャケット・デザインを採用し、新規の序文解説を掲載しました。今回の「ヴィンテージSA-CDコレクション」第19弾は、計3タイトルを発売いたします。

Tracklist:

Dvořák – Violin Concerto in A minor, Op. 53
01. 1. Allegro ma non troppo – Quasi moderato (12:10)
02. 2. Adagio, ma non troppo (10:37)
03. 3. Finale (Allegro giocoso, ma non troppo) (10:57)

Ravel – Tzigane (Concert Rhapsody for Violin and Orchestra), M.76
04. Lento, quasi cadenza – Molto espressivo, portando – (4:29)
05. Quasi cadenza – Moderato – Poco più moderato – Allegro – Tempo I – Allegro – Meno vivo
grandioso – Moderato – Vivo – Meno vivo – Sempre accelerando – Presto (6:40)

Stravinsky – Violin Concerto in D major
06. 1. Toccata (5:35)
07. 2. Aria I (4:21)
08. 3. Aria II (5:23)
09. 4. Capriccio (6:21)

Personnel:
Edith Peinemann, violin (1)-(5)
Wolfgang Schneiderhan, violin (6)-(9)
Czech Philharmonic Orchestra (1)-(5)
Berliner Philharmoniker (6)-(9)
Peter Maag, conductor (1)-(5)
Karel Ančerl, conductor (6)-(9)

Note:
(1)-(5) Recorded at the Rudolfinum, Prague in VII.1965
(6)-(9) Recorded at the Jesus-Christus-Kirche, Berlin in XII.1962

DSD remastering by Emil Berliner Studios from the original analogue master tapes in VII.2019

SACD ISO

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