David Oistrakh, Mstislav Rostropovich, The Cleveland Orchestra, George Szell – Brahms: Violin Concerto, Double Concerto (1969/2023) SACD ISO

David Oistrakh, Mstislav Rostropovich, The Cleveland Orchestra, George Szell – Brahms: Violin Concerto, Double Concerto (1969/2023)
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 01:14:17 minutes | 4,38 GB
Genre: Classical | Publisher (label): EMI / Tower Records Japan – TDSA-249

歴史的録音、セルとの共演でさらに熟成されたオイストラフによる至極のブラームスをメインとした絶対的名盤2曲を、オリジナル・マスターを尊重し最新マスタリング。
新規で本国オリジナル・アナログ・マスターテープより復刻。新規解説付

1969年5月に収録された歴史的録音のブラームス2曲を最新復刻。オイストラフのヴァイオリン協奏曲は1960年のクレンペラー&フランス国立放送管との盤(当企画のTDSA108として2019年6月に復刻済)に続く2回目のステレオ録音となった演奏で、さらに深みを増した永遠の輝きを持つ、まさに名盤中の名盤です。ロストロポーヴィチとの二重協奏曲も含めセルの堅実なサポートの上に成り立った、これらの曲を代表する録音と言って良い歴史的録音。本国オリジナルのアナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリングを行いました。新規解説付。永久保存盤です。

セルとのオイストラフのブラームスはこの曲最も理想的な録音のひとつとして、歴史的録音のなかではある意味ヌヴーと同等の評価を得ている名盤中の名盤。モノラル時代から何度も録音を行ってきた曲であり、数ある中でもこの最後のセッション録音を高く評価する方が多いでしょう。ロストロポーヴィチとの二重協奏曲もオイストラフにとっては2度目のステレオ録音であり(1956年の旧録音はガリエラ指揮、フルニエのチェロ。当企画TDSA193として2021年6月に復刻済)、こちらもスケールの大きい名盤として、同曲の評価の最右翼に位置する音源です。
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今回のこの2曲は黄金のカップリングでしょう。元々同時に収録された音源であり、内容的にも録音状況においてもCD時代においてはこの組み合わせが理想的です。これらの音源は超有名録音として何度も再発されてきました。特にヴァイオリン協奏曲の方は市販や別会社からのSACDハイブリッド盤が過去に発売されましたので、所有している方も多いはずです。これまで当企画を通して判明していることのひとつとして、EMIは有名盤になるに従いマスターの程度が厳しいということが上げられます。2chのアナログ・マスターテープで保存しているEMIでは、テープが何回使用されたかにより程度が変化していくのが確認されていますので、この音源のマスターも懸念が当初ありました。それでもあえて今回復刻を行ったのは過去盤の音質を鑑みて、今、最上のものを残したいとの考えによります。時期的にもこのタイミングで踏み切ったのは以前の市販他の96kHz/24bitを超える192kHz/24bitでハイレゾ化が行えること、そして最新のマスタリング効果が期待できるためです。96/24と192/24の差や、更に上のスペックも存在しているとはいえ、特に弦楽器の音色はスペックが上がれば良くなるという訳ではありません。ここは難しいところであり、音源により異なります。また、オケの緻密な響きを引き出したい点も加えると、今回が最善と判断しました。当企画はオリジナルのアナログ・マスターテープを基にバランスを重視した上で調整は最小限にしています。蔵出し音源的なオペラ録音という訳には行きませんが、音楽性を重視した内容に仕上がっていると思います。演奏内容はあえて説明の必要はないでしょう。各曲とも円熟の極みと言える演奏であり、高音質化によってさらに伸びやかな各ソロ楽器の音色が輝かしいまでに鳴り響く様はまさに圧巻です。細かな機知も細部に感じられ、従来以上に心に届くことを期待します。

今回、本国にあるオリジナルの2Chのアナログ・マスターテープから、192kHz/24bitでデジタル化を行ったフラットマスターを使用し最新でマスタリングを行っています。マスターは経年変化を感じさせるものの素直な音質でした。そのため、極力オリジナルのバランスを重視し、音楽的な観点でのマスタリングを心掛けました。それにより楽器の距離感や奥行きなど見通しが良くなり、さらに定位が向上したことでストレスなく最上の演奏をお楽しみいただけます。尚、解説書には大津聡氏による新規文章を掲載しました。また、ジャケットはヴァイオリン協奏曲のデザインを採用しています。

このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。今回のDefinition Series第51弾は、計2タイトルを発売いたします。
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Tracklist:

Violin Concerto in D major, Op. 77
01. I. Allegro non troppo (22:31)
02. II. Adagio (9:39)
03. III. Allegro giocoso, ma non troppo vivace (8:32)

Double Concerto for Violin and Cello in A minor, Op. 102
04. I. Allegro (16:52)
05. II. Andante (7:51)
06. III. Vivace non troppo (8:53)

Personnel:
David Oistrakh, violin
Mstislav Rostropovich, cello (4)-(6)
The Cleveland Orchestra
George Szell, conductor

Note:
(1)-(3) Recorded at the Severance Hall, Cleveland on 13, 16.V.1969
(4)-(6) Recorded at the Severance Hall, Cleveland on 12, 13.V.1969

192kHz/24bit remastering from the original analogue master tapes

SACD ISO

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