Philharmonia Orchestra, Sir John Barbirolli – Elgar: Enigma Variations, Pomp and Circumstance Marches (1962-1966/2018) SACD ISO

Philharmonia Orchestra, Sir John Barbirolli – Elgar: Enigma Variations, Pomp and Circumstance Marches (1962-1966/2018)
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 01:14:23 minutes | 2,99 GB
Genre: Classical | Publisher (label): EMI / Tower Records Japan – TDSA-69

作曲家への共感を深めたバルビローリによる至高のエルガー演奏。
オリジナルの2曲に加え「威風堂々」を収録。全曲世界初SACD化。

これらの曲の代表的名盤が遂に高音質で復刻!エルガーをレパートリーの中核に置いていたバルビローリが残した旧EMIレーベルの至高の演奏です。「威風堂々」以外は複数ある録音のうちの最後の録音であり、エルガーの音楽の真実を、一段と深くまで聴くことができる名盤です。「エニグマ」と「コケイン」のオリジナル・アルバムに、バルビローリの唯一の録音である「威風堂々」第1-5番を加えました。音質的にも従来以上の解像度とダイナミックレンジの広さを十分堪能できます。今回の復刻のために、本国のオリジナル・マスターから96kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリングを新規で行いました。永久保存盤です。
バルビローリはエルガーの元で実際に演奏したことや非常に親密であったこともあり、生涯にわたってエルガーを演奏、各地で紹介し続けました。亡くなる5日前にも交響曲第1番を演奏しており(音源あり)、今回収録の「エニグマ」は計3回も録音を行うなど、特別な感情を抱いていたことがわかります。3回目の録音となったこの1962年の盤は、当時主にハレ管弦楽団と英PYEレーベルに録音を行っていたバルビローリのEMI復帰第2作目のなったアルバムで、当時W.レッグによって運営されていたフィルハーモニア管弦楽団と収録されました。尚、当時のEMIは優秀な録音が多く、今聴いても非常に良いプレゼンスで再現可能なものが多い状況です。「エニグマ」以後、同じ8月に「コケイン」と「威風堂々」の第1&4番が収録され、「威風堂々」の残り3曲は4年後に別途ビショップ&パーカーのコンビで録音されました。そのため、これら3曲のみ音の傾向が異なりますが(オケもニュー・フィルハーモニア管)、今回の新規復刻ではその差がはっきり判別できると思います。共感と思い入れの深さからくるこのバルビローリが残した音は、現代においても最上のエルガー演奏に数えられます。「エニグマ」は特にLP時代からファンが多く、CD以降はリマスターされる機会は必ずしも多くありませんでしたが、ここに至り、ようやく最高音質でこの名演を味わうことができることになります。
今回の復刻ではとりわけ英国音楽に深い造詣をお持ちの藤野竣介氏による詳細な解説を新規で掲載しました。マニアックな内容も含む氏の格式高い記述は注目です。このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。今回のDefinition Series第14弾では、計2タイトルを発売いたします。

Tracklist:

Variations on an Original Theme, Op.36 ‘Enigma’
01. Theme (Andante) (1:30)
02. I. C.A.E. (the composer’s wife) (1:48)
03. II. H.D.S-P. (Hew David Steuart-Powell) (0:49)
04. III. R.B.T. (Richard Baxter Townshend) (1:28)
05. IV. W.M.B. (William Meath Baker) (0:31)
06. V. R.P.A. (Richard Penrose Arnold) (2:18)
07. VI. Ysobel (Isabel Fitton) (1:15)
08. VII. Troyte (Troyte Griffith) (1:04)
09. VIII. W.N. (Winifred Norbury) (1:47)
10. IX. Nimrod (A. J. Jaeger) (3:34)
11. X. Intermezzo: Dorabella (Dora Penny) (2:24)
12. XI. G.R.S. (George Robertson Sinclair) (0:59)
13. XII. B.G.N. (Basil G. Nevinson) (2:53)
14. XIII. Romanza: * * * [Lady Mary Lygon] (2:47)
15. XIV. Finale: E.D.U. (the composer) (5:27)

Cockaigne Overture, Op. 40, “In London Town”
16. Cockaigne Overture, Op. 40, “In London Town” (14:34)

Pomp and Circumstance March
17. No. 1 in D major, Op. 39(6:40)
18. No. 2 in A minor, Op. 39(5:05)
19. No. 3 in C minor, Op. 39(6:04)
20. No. 4 in G major, Op. 39(5:22)
21. No. 5 in C major, Op. 39(6:03)

Personnel:
Philharmonia Orchestra (1)-(17), (20)
New Philharmonia Orchestra (18), (19), (21)
Sir John Barbirolli, conductor

Note:
(1)-(15) Recorded at the Kingsway Hall, London on 9.V&27.VIII.1962
(16) Recorded at the Kingsway Hall, London on 27.VIII.1962
(17), (20) Recorded at the Kingsway Hall, London on 29.VIII.1962
(18), (19), (21) Recorded at the Kingsway Hall, London on 14.VII.1966

SACD ISO

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