New Philharmonia Orchestra, Ernest Ansermet – Stravinsky: The Firebird (1968/2018)
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 01:37:18 | 3.9 GB
Genre: Classical | Publisher (label): Decca / Tower Records Japan – PROC-2148
アンセルメ最後のセッション録音を世界初SA-CD化!ボーナス・トラックとしてSA-CD層にリハーサルを特別収録。オリジナル・アナログ・マスターから本国で新規マスタリング
デッカの一時代を支えたアンセルメのラスト・レコーディングとなった「火の鳥」全曲を、世界初SA-CD化として復刻します。従来の輸入盤CDでは、同時収録された「リハーサル風景(49分ほど収録)」は2枚目に収納されていましたが、国内盤CDではキング時代に特典盤としてこの「リハーサル」は1度リリースされただけで、ユニバーサル発売以降は復刻されたことがありませんでした。今回の再発では初めての試みとしまして、非圧縮によるSA-CD層の長時間収録のメリットを活かし、SA-CD層にのみこの「リハーサル」を収録しました。尚、この「リハーサル」の対訳は、今回の復刻に伴い言語テキストを一から見直し、一部を修正・改訂した相場ひろ氏による2018年最新のものをブックレットに掲載しております。本編の「火の鳥」全曲と合わせ、アンセルメ自身の肉声やオケの反応が、2018年最新SA-CD化により臨場感を伴ったリアルな当時の現場の雰囲気と合わせ、十全に堪能できるようになりました。
アンセルメはスイス・ロマンド管弦楽団とちょうど50年前に来日公演を行い、その7か月後に世を去ります。この「火の鳥」は亡くなる僅か3か月前に収録されました。組曲含めスイス・ロマンド管とは複数の録音があり、なかでも1955年盤は世界初の全曲盤の録音となった有名なアルバムですが、最晩年になり、アンセルメはより機能性に優れたニュー・フィルハーモニア管を起用して新たにステレオの決定盤を残そうとしたようです。録音的にもデッカはステレオ録音の最盛期を迎えており、優秀録音盤を数多く輩出していた時期にあたります。演奏はあえて機能性を重視したものではなく、落ち着いたテンポにより細部にまで目が届いた丁寧な指揮振りとなっており、それによりかえって心に長く刻まれる演奏となりました。慈しむかのような「火の鳥」の演奏はむしろ貴重とも言え、このアルバムが歴史的な録音であることに納得させられます。元々の素晴らしい録音に加え、今回の2018年最新のDSD化によって、よりこの演奏を間近で聴いているような実感が得られるようになりました。ハイファイ的な視点で好まれる傾向よりむしろ、音楽に温度感や情感がより顕著に感じられる復刻になったと思います。
当シリーズでは制作するにあたり、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープの物理的なメンテナンスと修復を行った上で高品位デジタル化(DSD)を行い、本国のレーベル専任エンジニアがこのシリーズ用に綿密な工程で時間をかけてマスタリング作業を行いました。SA-CD層では、高精細なマスターサウンドをお楽しみいただけます。CD層も2018年最新のデジタル化とマスタリングを施していますので、従来盤の音質とは一線を画しています。
尚、このシリーズではオリジナル・ジャケット・デザインを採用し、解説書には新規で相場ひろ氏による序文解説を掲載しました。今回の「ヴィンテージSA-CDコレクション」第11弾は、計3タイトルを発売いたします。
Tracklist:
01. Introduction [The Firebird (L’oiseau de feu) – Ballet (1910)] (3:02)
02. Kashchei’s enchanted garden (1:56)
03. Appearance of the Firebird pursued by Ivan Tsarevich (2:33)
04. Dance of the Firebird (1:33)
05. Ivan Tsarevich captures the Firebird (0:59)
06. Supplication of the Firebird (7:52)
07. Game of the Princesses with the golden apples (2:36)
08. Sudden appearance of Ivan Tsarevich (2:40)
09. Round dance of the Princesses (2:50)
10. Daybreak (1:42)
11. Magic carillon, appearance of Kashchei’s guardian monsters and capture of Ivan Tsarevich (5:38)
12. Dance of Kashchei’s retinue under the spell of the Firebird (0:53)
13. Infernal dance of all Kashchei’s subject’s (4:58)
14. Lullaby of the Firebird (5:12)
15. Collapse of Kashchei’s palace and dissolution of all enchantments – Reanimation of the petrified prisoners – General rejoicing (3:32)
16. Rehearsal – Start (5:57)
17. Everybody take three bars before 7 (9:05)
18. Please 33, bassoon and bass clarinet (6:50)
19. Please from 74 (5:54)
20. Now everbody, 109 (8:51)
21. Again from 165 (5:52)
22. Take from 202 (6:54)
Personnel:
The New Philharmonia Orchestra
Ernest Ansermet, conductor
Note:
Recorded at the Kingsway Hall, London on 18-22.XI.1968
DSD remastering by Classic Sound UK from the original analogue master tapes in III.2018
SACD ISO
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