David Oistrakh – Beethoven: Violin Concerto; Brahms: Double Concerto (1956-1958/2021)
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 01:18:39 minutes | 3,16 GB
Genre: Classical | Publisher (label): Tower Records Japan – TDSA-193
クリュイタンスとの唯一の共演盤となった名盤ベートーヴェンと、フルニエとのブラームスが抜群のコンディションで復活!
最上の音質を目指し新規で本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化し最新復刻。
新規解説付
3度目で最後のセッション録音となったオイストラフのベートーヴェンはクリュイタンスとの唯一の共演盤。初出以来、名盤として君臨し続けている超絶演奏です。豊かなヴァイオリンの響きと、寄り添うオケの絶妙な間合いは聴きものです。ブラームスの二重協奏曲は4つある録音のうち3度目の音源で、後のセルとの盤と比較しても引けを取らない程の演奏。フルニエとの室内楽的なまでの内面的な演奏が特徴の名演です。本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。永久保存盤です。
オイストラフのベートーヴェンはクリュイタンスとの唯一のセッション録音での共演盤としても知られた音源で、初出以来、名盤として君臨し続けている超絶演奏です。豊かなヴァイオリンの響きと、クリュイタンス率いるフランス国立放送管弦楽団との絶妙な間合いも含め、この曲を代表する演奏のひとつと言えるでしょう。オイストラフはこの録音の約1年半後には同じ場所で、同じオーケストラとブラームスのヴァイオリン協奏曲をクレンペラーと収録しますが(TDSA108として2019年にこの企画で発売済)、そちらとの聴き比べも必聴です。カップリングにはブラームスの二重協奏曲を収録しました。4つある録音のうち3度目の音源で、後の有名なセルとの盤(チェロはロストロポーヴィチ)と比較しても引けを取らない程の演奏です。ステレオ音源が残されていながらもこれまであまりクローズアップされたことがありませんでしたが、フルニエとの室内楽的なまでの内面的な演奏が特徴のこちらの演奏も、ベートーヴェンに劣らない名演です。むしろオイストラフらしい凛とした表現や繊細さをも随所に感じさせる演奏ではないでしょうか。
音質的には今回、本国にあるオリジナルの2Chのアナログ・マスターテープから、従来を超える192kHz/24bitでデジタル化を行ったフラットマスターを使用し最新でマスタリングを行いました。そのためか、今回の音質は緻密さと幅広いレンジ感、近接感をより獲得しており、リアルになった音質で最上の演奏をお楽しみいただけます。一部にはノイズ等も散見されますが、今回もオリジナルを尊重し、バランスを含め、あくまで最小限の範囲で音楽的なマスタリングを目指しました。尚、解説書には檜山乃武氏による新規文章を掲載しています。
このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。今回のDefinition Series第36弾は、計3タイトルを発売いたします。
Tracklist:
Violin Concerto in D major, Op.61
01. I. Allegro ma non troppo(Cadenza by Kreisler) (25:28)
02. II. Larghetto (9:45)
03. III. Rondo. Allegro(Cadenza by Kreisler) (10:26)
Double Concerto for Violin and Cello in A minor, Op.102
04. I. Allegro (16:11)
05. II. Andante (8:15)
06. III. Vivace non troppo (8:33)
Personnel:
David Oistrakh, violin
Pierre Fournier, cello (4)-(6)
Orchestre National de la Radiodiffusion Française (1)-(3)
Philharmonia Orchestra (4)-(6)
André Cluytens, conductor (1)-(3)
Alceo Galliera, conductor (4)-(6)
Note:
Tower Records exclusive.
Beethoven Concerto Recorded 1958, Salle Wagram, Paris.
Brahms Double Concerto Recorded 1956, Kingsway Hall, London.
SACD ISO
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