Arthur Rubinstein, Israel Philharmonic Orchestra, Zubin Mehta – Brahms: Piano Concerto No. 1 (1976/2018)
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 00:50:12 minutes | 2.01 GB
Genre: Classical | Publisher (label): Decca / Tower Records Japan – PROC-2169
最後の協奏曲録音であるメータとのブラームスを世界初SA-CD化。情熱と音楽性が際立つ、巨匠最後の決定盤!オリジナル・アナログ・マスターから本国で新規マスタリング
このアルバムは録音時89歳であったルービンシュタイン最後の協奏曲録音となった、まさに偉大な録音史を締めくくった記念碑的な盤です。1887年に生まれ、演奏生活がおよそ80年に及んだ世紀のピアニストは、同時にこの1976年に引退を表明しました。この曲はそれまで複数回録音を行っており、当然ながら年齢のこともあって技術的には過去の録音に譲るものの、演奏内容的には過去にないほどの音楽性を聴く者に訴えかけてきます。その幅広いレパートリーのなかでも、とりわけロマン派の作品を好んで弾いたルービンシュタインは、かつてスクリャービンとの対話のなかで、ブラームスを最も好きな作曲家にあげており、最後にブラームスを選んだのには理由があったのでしょう(尚、ピアノ協奏曲第2番はルービンシュタインが世界で初めて1929年に録音)。その演奏は極めて情熱的かつ、たどり着くものが稀有な、最高峰の高みに到達したもののみが表出できる自然体の音楽性と、音楽そのものが持つ雄弁さを併せ持った、真の名演奏となりました。バックのメータとイスラエル・フィルも良く呼応し、ソリストを盛り立てています。今回の復刻では高解像度になったことによって、その演奏の臨場感と繊細なタッチがより堪能できます。この演奏は、SA-CDで復刻を行うに相応しい、歴史に残る名盤です。
当シリーズでは制作するにあたり、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープの物理的なメンテナンスと修復を行った上で高品位デジタル化(DSD)を行い、本国のレーベル専任エンジニアがこのシリーズ用に綿密な工程で時間をかけてマスタリング作業を行いました。SA-CD層では、高精細なマスターサウンドをお楽しみいただけます。CD層も2018年最新のデジタル化とマスタリングを施していますので、従来盤の音質とは一線を画しています。
このシリーズではオリジナル・ジャケット・デザインを採用し、解説書には新規で長井進之助氏による序文解説を掲載しました。尚、今回の「ヴィンテージSA-CDコレクション」第12弾は、計3タイトルを発売いたします。
https://tower.jp/item/4755019
Tracklist:
Piano Concerto No. 1 in D minor, Op.15
01. I. Maestoso – Poco più moderato (23:01)
02. II. Adagio (14:33)
03. III. Rondo (Allegro non troppo) (12:38)
Personnel:
Arthur Rubinstein, piano
Israel Philharmonic Orchestra
Zubin Mehta, conductor
Note:
Recorded at the Fredric R. Mann Auditorium, Tel Aviv on 6-7.IV.1976
DSD remastering by Classic Sound UK from the original analogue master tapes in VI.2018
SACD ISO
https://xubster.com/4as81nz0uuue/BrahmsPian0C0ncert0N0.1ArthurRubinsteinIsraelPhilharm0nic0rchestraZubinMehta2018SACD.part1.rar.html
https://xubster.com/f3qhzlslpap8/BrahmsPian0C0ncert0N0.1ArthurRubinsteinIsraelPhilharm0nic0rchestraZubinMehta2018SACD.part2.rar.html