Arthur Grumiaux, Les Solistes Romands, Arpad Gerecz – Vivaldi: The Four Seasons (1970-1978/2021)
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 00:46:56 minutes | 1,91 GB
Genre: Classical | Publisher (label): Decca / Tower Records Japan – PROC-2329
グリュミオー生誕100年記念企画。モダン楽器、モダン奏法による原点的演奏の「四季」を最新復刻。
王道的演奏として歴史に残る名盤。長岡鉄男氏絶賛のアナログ末期の超優秀録音!
新規で本国のオリジナル・アナログ・マスターテープより最新復刻!PHILIPS原盤
このアルバムはフィリップスが1980年にリリースした「ヴィヴァルディ:四季」(9500 613)に、1971年リリースの「J.S.バッハ&ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集」(6500 119)より、ヴィヴァルディの1曲を組み合わせ、世界初SA-CD化したものです(後者のバッハ2曲はPROC-2323で同時発売)。
今年(2021年)生誕100年を迎えたベルギーの名手、アルテュール・グリュミオー(1921~1986)は多彩な音色と洗練されたテクニックを駆使して、天衣無縫の演奏を示し、楽曲の姿を美しく描き出す奏者でしたが、こうした特徴はここでのヴィヴァルディ演奏にも見事に示されています。《調和の霊感》Op.3の中の1曲、学生協奏曲としても名高いイ短調協奏曲では、グリュミオーは端然とした造形の中で、音色の絶妙な変化により作品の移り変わる情景を絶妙に描き出しています。
グリュミオーのこうした姿勢は、《四季》においても全く変わりません。彼が《四季》のLPを発表した1980年は、マリナーの1969年録音や、アーノンクールの1977年録音といった個性的演奏が発表され、それぞれ大きな評判を呼んでいた頃にあたります。《四季》が様々に解釈され始めた時代に、グリュミオーが出した結論は、モダン楽器、モダン奏法による楽譜通りの演奏でした。録音後、40年を経過した今日、《四季》演奏は更に多様化していますが、モダン楽器による原点的演奏としてグリュミオー盤の価値はますます高まっているといっても過言ではないでしょう。
加えてこの《四季》はLP初出時に、オーディオ評論家の長岡鉄男氏が「おそらく四季のレコードの中でも録音ではベスト3に入る優秀録音盤」(「外盤A級セレクション」より)と評したアナログ末期の優秀録音であることも存在価値を高めています。「音像定位がリアルで音場もナチュラルに広い。マトリックス・スピーカーで再生してもほかの四季より音場が広いので本物だということがわかる」(同上)という名録音を、じっくりとご堪能ください。(1/2)
今回の復刻では本国オリジナルのアナログ・マスターテープに遡り、高音質のデジタル化を行いました。今回に限らず最上位のフラットマスターを使用したため、非常に優秀なプレゼンスを得ることができています。質感や各定位が驚くほど明瞭・明確になり、DSD化の恩恵も加わったこれまでにない優秀な音質を再現。制作するにあたり、英国のCLASSIC SOUND社でかつてのDECCAのエンジニアの手によって、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープの物理的なメンテナンスと修復を行った上でダイレクトにDSD変換を行い、このシリーズ用に綿密な工程で時間をかけてマスタリング作業を行いました。SA-CD層では、高精細なマスターサウンドをお楽しみいただけます。CD層も最新のデジタル化とマスタリングを施していますので、従来盤の音質とは一線を画しています。このシリーズではオリジナル・ジャケット・デザインを採用し、新規の序文解説を掲載しました。今回の「ヴィンテージSA-CDコレクション」第28弾は、計3タイトルを発売いたします。(2/2)
https://tower.jp/item/5222364
Tracklist:
Violin Concerto No. 1 in E major, Op. 8, RV 269 “La Primavera
01. I. Allegro (3:27)
02. II. Largo (2:15)
03. III. Allegro (3:58)
Violin Concerto No. 2 in G minor, Op. 8, RV 315 “L’Estate”
04. I. Allegro non molto (5:01)
05. II. Adagio – Presto (1:52)
06. III. Presto (2:58)
Violin Concerto No. 3 in F major, Op. 8, RV 293 “L’Autunno”
07. I. Allegro (5:03)
08. II. Adagio molto (2:21)
09. III. Allegro (3:21)
Violin Concerto No. 4 in F minor, Op. 8, RV 297 “L’Inverno”
10. I. Allegro non molto (3:29)
11. II. Largo (2:02)
12. III. Allegro (2:48)
Violin Concerto No. 6 in A minor for solo violin and strings, Op. 3, RV 356
13. I. Allegro (3:11)
14. II. Largo (2:28)
15. III. Presto (2:41)
Personnel:
Arthur Grumiaux, violin
Les Solistes Romands (1)-(12)
New Philharmonia Orchestra (13)-(15)
Árpád Gérecz, conductor (1)-(12)
Edo de Waart, conductor (13)-(15)
Note:
(1)-(12) Recorded at the Salle de musique, La Chaux-de-Fonds in XI.1978
(13)-(15) Recorded at the Wembley Town Hall, London in IX.1970
DSD Remastered by Classic Sound UK in V.2021
SACD ISO
https://xubster.com/7rlcrn0q0yja/VivaldiTheF0urSeas0nsArthurGrumiauxLesS0listesR0mandsArpadGerecz2021SACD.part1.rar.html
https://xubster.com/ei1jetg08t1u/VivaldiTheF0urSeas0nsArthurGrumiauxLesS0listesR0mandsArpadGerecz2021SACD.part2.rar.html